貸与型奨学金(返さなければいけない奨学金)
についての解説です。
皆さんご存じでしょうか?
奨学金って、言ってみれば「ローン」です。借金!
必要な分だけ誰からお金を借りて、
時期が来たら、
その人に返さなければいけないのです。
そして、お金を借りるのは
お父さんやお母さんではなく、本人の名義になります。
奨学金の名義ってどういう意味?
そもそも、奨学金は
学生が学問を修めるのを援助し、
学生が安心して学べるよう
サポートするための。
だから、
奨学金を借りることができるのは学生だけ。
奨学金を借りようとする人は、
学生である(これから学生になる)
必要があるのです。
保護者や家族、後見人などが
学生の代わりに
奨学金を申込むことはできません。
実際にお金を借りる手続きをするのは
保護者だったとしても、
奨学金を申込むのは、学生本人。
奨学金は、
学生本人の名前で申込むことになります。
学生本人の名義でお金を借りるのです。
大学に進学するためには数百万円ものお金が必要
貸与型の奨学金を借りようとしている人の多くは、
お金に関することや難しい手続きは、
恐らく、まだまだ親任せでしょう。
これから大学に入学し、勉強したり、
遊んだり、アルバイトしたり、
おしゃれしたり、旅行したり、
ワクワクするような生活が待っています。
楽しいときが、4年間も続くのです。
でも、それを実現するためには数百万円
(場合によってはもっとたくさん!)の
お金が必要になります。
一般の人が、ポンと払える
金額ではありません。
気軽に手にすることができる
金額ではないのです。
進学するために大金を借りているという自覚が大切
4年間の楽しい時間。
それを手に入れるために必要な、
数百万という大金。
その支払いを、
一時的に肩代わりしてくれるのが
「奨学金」です。
進学のために必要なお金だから、
誰かが親切に支払ってくれていると
思っていませんか?
奨学金という名のお金が、
どこからか湧いてきていると思っていませんか?
それはただ、
お金貸してもらっているだけなのです。
返済時には、びた一文まけてはもらえません。
学生という立場の楽しい毎日、
それは、百万円を超える「借金」
と引き換えに手に入れたものだと
しっかり認識していれば、
一日たりとも無駄に過ごすことは
できないでしょう。
まとめ
学生生活を送るために、
百万円以上の借金を負うのだという
現実について解説しました。
☆ 奨学金を申込めるのは学生だけ
☆ 学生本人の名義でお金を借りることになる
☆ 大金を「借金」していることを忘れずに!
高額の借入が無駄にならないよう、
しっかり勉強に励み、
学生生活の一日いちにちを
大切に過ごすことが大切です。
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